2023.07.20 Thu見えるものはそれぞれである

こんにちは。

デザイナーMです。

弊社のお隣にはmeri・meroさんというパン屋さんがあります。

お店の入り口には色とりどりの草花や立派な木もあり、

扉を開けるたびに癒されます。

そして、ついに今日、その樹の方から蝉の鳴き声が…!

夏だなぁ…と感じる瞬間でした。

さて、話は変わりまして。

虹の色、皆さんは何色に見えますか?

日本は7色と考えられていて、イギリスやアメリカでは6色という国もあるそうなのですが…。


同じものを見ていてもそれぞれに見える色合いはさまざまで、

人のものの見え方は非常に多様であるのだと考えさせられます。


そんな色覚の多様性は、C型色覚、P型、D型、T型といったさまざまな色覚があり、

その種類によって、色の認識が難しい場合があるそうです。

例えば、C型色覚の人は、虹色を7つに認識できますが、

それ以外の色覚をもつ人は同じように色を認識することはできません。

普段は特に強調したい部分の色を「赤色」で表すことが多いかと思いますが、

人によってはその赤と黒の区別が難しかったり、

緑と赤が認識できない場合もあるそうです。

…と、私もまだまだ勉強が足りないので、

決してわかったようなことは言えませんし、語れるほどの知識もありません。

ですので、今はそういった見え方を知るための1つのツールを共有できればと思います。

実は、以前ユニバーサルデザインのセミナーに参加した時に教えていただいたのですが、

「色のシミュレータ」というアプリがあります。

(もしご興味がありましたら、ぜひ検索してみてください。)

他の人の色の見え方を体験できる色覚シュミレーションツールで、

AndroidやIOSのデバイスで使用することができて、

私もiPhoneで使用させていただいています。

アプリを起動するとカメラや画像ファイルから得た画像を

P型、D型、T型の2視覚の色の見え方でリアルタイムに変換してくれます。

普段、当たり前のように見ている景色が全てではない…と、

とても感慨深いです。

一つの情報で全てを知ることができる…というわけではありませんが、

まずは知るための1つの入り口として、

こういったアプリを活用させてもらうことも良いのではないでしょうか。


これからもまだまだ、知ることは大切ですね。

それでは、また!